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雷から身を守る対策とは!?【屋内編】

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季節が春になり、気温があがっていくと心配なのが「雷」の発生です。

ゴロゴロピカピカ大きな音をたてる「雷」が苦手な人も多いのではないでしょうか。





雷は春から夏の暑い時期に発生すると思われがちですが、

実はオールシーズン発生しています。





厳密にいうと4月から9月は太平洋側、

10月から3月は日本海側での報告が多くなっています。





全国の落雷件数を1年通して見てみると年間最も多い月は5月の約115件、

次いで多いのが7月の約70件となっていて、

真夏や真冬だけを注意すれば良いわけではありません。





屋外にいる時に雷が発生すると、非常に恐ろしい思いをしたり、

時には危険を伴いますが、実は屋内にいても雷による危険やトラブルがあるのです。





今回は、屋内で気を付けなくてはいけない雷による危険やトラブル、

そのための対策を解説していきます。





(参照元:気象庁 https://onl.bz/KvSVSCw)






落雷はどうして起こるの?









落雷とは、雲の中にある氷の粒と粒がぶつかることで静電気が発生し、

蓄積しきれなくなった電気が地上に向かって放電される際に起こる現象です。





その威力は、約1億ボルトといわれていて、

家庭用電気の100倍ものエネルギーがあります。





雷は落ち方によってさまざまなトラブルが起こります。

それぞれの特徴を確認していきましょう。





落雷の種類と危険









直撃雷





直撃雷とは、雷雲から直接対象の建造物や木、人に落雷することです。

この時の放電電流は膨大なエネルギーを有しているため、

落雷すると建物を破壊したり人に甚大な被害がおよびます。





また、過電圧により電化製品や機器を故障させたりします。





誘導雷





誘導雷とは、電線や電話線、アンテナ周辺に落雷すると

発生する過大電圧や過大電流のことです。





電線やケーブルなどをつたって建物の内側に入り込むので、

電化製品や機器を故障させる可能性があります。





誘導雷の影響範囲は広く、近くでゴロゴロと雷の音がしたら誘導雷の危険があります。





侵入雷





侵入雷とは、建物や木などに落ちた雷の電流が地面に浸透しきれずに

電線やケーブルを通して建物内に侵入して放電する現象です。





側撃雷





即撃雷は、木や建物に落雷した電流が周囲の物体に放電する現象です。





よく、「雷が鳴っていたら木には近づくな」と聞きますが、

これは樹木に落ちた雷の放電で近くの人が側撃雷に巻き込まれてしまうからです。

雷による死亡事故の多くは、この側撃雷によるものだといわれています。





逆流雷





逆流雷とは、他の建物に落雷があった場合に、

その建物の避雷針などから地面に電流がつたわり、

アースを通じて逆流してくる現象です。





電線や通信ケーブルなどに電流の一部が流出し建物内の電気機器に被害を及ぼします。





雷が原因でおこる家の中での危険やトラブルは?









雷が発生した時に、屋外にいるよりは屋内の方がはるかに危険性も少なく安心です。





しかし、前項の「雷の種類と危険」にあるように、

屋内でも雷によるさまざまな危険やトラブルの可能性はゼロではありません。





では実際に屋内における雷の被害のリスクを考えていきましょう。





停電の恐れがある





停電は、たとえ家の近くに落雷がなかったとしても、

家に通じている電線が被害にあえば発生します。





復旧までには数時間かかるかも知れないことや、夜間の場合も考えられます。





火災が発生する





落雷による火災は、主に2つの原因から発生します。





過大電流による火災





電線や電柱に雷が落ちると、過大電流が屋内に流れます。





それが原因でコンセントの埃に引火したり、

電化製品などがショートして出火する可能性があります。





ガス管が原因の火災





落雷で、地下に埋まったガス管から電流が屋内に侵入して火災になる場合があります。

ガスコンロの防熱板がステンレス製の場合、

電源との間に電気の通り道ができて爆発が起き、火災につながります。





感電する





金属を通しての感電





水道管のように外から屋内が金属でつながっているものを通じて

電流が屋内にはいりこむ場合があります。





マンションなどのコンクリート製の建物は、比較的電流の侵入を防ぐことができますが、

一戸建て住宅は電流が侵入しやすいので危険度が増します。





家電を通して感電





雷は、落雷した建物の柱を伝って地面に流れます。





そのためたとえ屋内であっても電流が、柱や壁の近く、

テレビや電話などの配線ケーブルをつたわってくることもあるので、

家電製品からも離れましょう。





家電が壊れる





雷はとても大きな電力を持っていて、近くに落ちると

周囲の地面や電線に大きな電圧や電力が瞬間的に発生します。





送電線や通信線などのケーブル、避雷針に落ちた雷で発生した雷サージ

ケーブルを伝って家電製品に流れ込み、誤作動や故障する可能性があります。





MEMO

雷サージとは雷によって発生し、電線や通信線、電子機器等に加わる

短期間の異常な過電圧や過電流のことをいいます。





通常時から備える雷対策とは









雷は自然現象なので天候を変えられない限り避けることはできません。





ですが、通常時から対策をとることにより、

落雷による人体への危険や家電への影響から守ることができます。





こちらを参照して日頃から雷の被害に備えていきましょう。





電化製品にアースをつける





アースとは、電気機器に取り付けることで電力の多くを台地に流し、

感電を防止するものです。





落雷で電圧が高くなっても、アースがついていれば電化製品の故障や、

電化製品を通じての人体への感電や火災のリスクを最小限におさえられます。





避雷器を設置する





避雷器は、雷による巨大な電圧を抑制して電化製品を守ります。

通信回線やテレビのアンテナなど、

雷が伝わりやすいところにあうものを取り付けましょう。





分電盤(ブレーカーがあるところ)に設置すれば、

経路別に避雷器をつける必要はありませんが、電気工事士しか設置ができないので

つけたい場合は電気工事会社に相談しましょう。





雷ガードがついた電源タップを使用する。





避雷器より簡単に雷対策ができるのが、雷ガードのついた電源タップです。





これは、落雷による雷サージを防ぐ機能がついていて高い電圧が

家電に送られないように保護します。





ですが、このタップの効果は万能ではありません。





近くの電線に落雷が直撃するような高い電圧に対しては効果が薄いです。





ないよりはあった方が危険も防げるので、

手軽に設置できる雷ガードつき電源タップの使用をおすすめします。





雷発生時にできること









事前に雷への備えができているのがなによりの対策ですが、

ついつい後回しにして備えてなかった!ということもあります。





雷の音が鳴った時に、最低限の行動をとれば、被害が少なくなる可能性はあります。

自身の体や電気機器を守るためにも迅速に行動できるようにしましょう。

家電のコンセントを抜く(通信線等も含む)





電源を落としてコンセントを抜いておけば、

過剰な電圧・電流による被害を抑えるのにとても有効です。





頻度が低い機器は、普段から抜いておくようにしましょう。





特にパソコンやスマートフォンは高い電圧に弱いので

充電ケーブルも忘れずにはずしておくようにしましょう。





属部分、水回りには触らない





水道管や窓など、外と金属でつながっている箇所は

雷の電流が屋内まで伝わり、感電の原因になることがあります。





なので、金属部分に接しないようにしましょう。





また、水道管から雷が伝わることもあるので、水回りからも離れると安心です。





壁や柱から離れる





古い建物の壁や柱には、雷の電流が流れる可能性がありますので、

壁や柱、電子機器からは少し離れた位置にいた方が安心です。





まとめ









雷は、時として甚大な被害をもたらす大変怖い自然現象です。





ですが、雷を避けることはできないので、

ある程度の備えとその時の適切な行動をすると危険をできるだけ

回避することができるということがわかりましたね。





お住まいの地域の雷発生の時期を調べて、

ピーク時期が来る前にできるだけ準備を心掛けましょう。





準備ができていれば、安心して多発する時期を過ごせますね。

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