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避難しなきゃ…ペットはどうする!?大切なペットを守るための行動【連れて行ってOK】

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地震、台風、洪水…

避難しなければならない時、ペットたちはどうすれば良いのでしょうか?

・そもそも、避難所ってペットOK?

・すぐ戻れるんだったら、住み慣れた自宅に残してあげた方が安全?

過去の災害では、飼い主さんが自宅に戻れず離れ離れになってしまったり、

家に閉じ込められて被災してしまったペットたちの報道もありました。

逃げなきゃと焦っている時にとっさの判断をするのは非常に難しいです。

そのため、事前の準備や知識、情報を知っておくことが大切です。

避難するとき、ペットたちはどうすれば良いのか解説します。

ペットは置いて行かず「同行避難」すること

環境省が発表している「人とペットの災害対策ガイドライン」では

飼い主さんとペットの「同行避難」が原則であるとされています。

(参考)

「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」より

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf

ポイント:

「同行避難」とは…

飼い主さんがペットを連れて、避難所等の安全な場所まで避難する行動のこと。

つまり、ペットは一緒に連れて行ってOKということ。

ペットを気にして避難が遅れ、飼い主さんが被災してしまうことを避けるため

まずは「一緒に安全な場所に避難すること」が推奨されています。

ただし、避難所内のどこにペットを避難させるかは

各自治体、避難所によってルールが異なってきますので注意が必要。

基本的には、人間とペットの避難エリアは分けて確保されます。

屋内で十分なスペースが確保できる場合は、ペット専用のエリアが設けられ

そこにペットだけを集めて避難させることが出来ます。

スペースの確保が難しい場合は、やむを得ず

ゲージやリードで繋いで屋根のある屋外に避難させたり、

自家用車などに飼い主さんと一緒に待機する場合もあるようです。

ペットの受け入れが可能かどうか、公表されている避難所もありますので

最寄りの避難所を一度確認しておきましょう。

ただ、ペットの受け入れについて記載がない場合でも

現状では細かくルールが決まっていないところが多いようです。

災害や避難の状況を見ながら、避難所の責任者がリアルタイムで判断することがほとんどなので

いざという時は迷わず、ペットを連れて避難してください。

MEMO

そうは言っても

「他のペットも多いだろうし、避難所に連れて行くのは不安だ…」

「屋外に避難させるくらいなら一緒に自宅に居た方が…」

など色々と考えてしまうかもしれません。

しかし、ペットと一緒に避難所で過ごすことだけが選択肢ではありません。

一度避難所へ移って災害のピークを乗り切ったあと、

自宅の被災状況や、これ以上被災の心配がない場合には

飼い主さんもペットも「自宅避難」するという選択肢もあります。

(物資や情報は避難所で受け取る)

ピークさえ乗り切れれば、後からいろいろなルートを選べます。

まずは身の安全を確保するため、いったんペットと一緒に避難してくださいね。

日頃からできる「守るためのしつけ、習慣」

ですが、避難所では普段よりも一層周囲に配慮した振る舞いが必要となってきます。

ペットと一緒に無事避難することが出来て一安心。

避難所には様々な人が集まります。

動物が苦手な方や、動物アレルギーの方も同じ空間にいざるを得ない状態で

「飼い主さん側が配慮をしなければならない」ことを認識しましょう。

過去には、ペットの鳴き声や抜け毛、トイレ処理などの面から

トラブルになってしまったり

その結果、ペット全員が追い出されてしまう悲しいケースもありました。

飼い主として責任を持って、率先して配慮するよう心がけてください。

ペットには、日頃から鳴き声を抑えるなどのしつけをしたり

ケージを嫌がらないよう慣らしておくなどの習慣をつけておきたいですね。

【 犬の場合 】

  • 「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけをする
  • ケージなどの中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく
  • 不必要に吠えないようにしつける
  • 人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないように慣らしておく
  • 決められた場所で排泄ができるようにする
  • 狂犬病予防接種(義務)に加え各種ワクチンを接種する
  • 犬フィラリアやノミ・ダニなどの寄生虫を予防、駆除する
  • シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ
  • 不妊去勢措置を行う

【 猫の場合】

  • ケージなどの中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく
  • 人や他の動物を怖がらないように慣らしておく
  • 決められた場所で排泄ができるようにする
  • 各種ワクチンを接種する
  • 寄生虫を駆除する
  • 不妊去勢措置を行う
  • できる限り室内で飼養する(放し飼いだと災害時に行方不明になることが多い)

(環境省「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」より引用)

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf

また、ペットたちもいつもと違う環境に戸惑ったり、

被災の状況によっては怪我をしてしまったりと、ストレスを抱えることになります。

安心させてあげるために、できるだけ撫でたり抱っこしたり、声を掛けてあげながら

ストレスを少しでも和らげてあげましょう。

ペットのための防災用品

避難所では、人間用の物資は用意がありますが、ペット用の物資はほとんど無いか

届いても遅くなることが多いです。

また、ペット達も食べ慣れたご飯や、使い慣れたトイレではないことから

急には受け付けられないこともあります。

飼い主さん自身がしっかりと準備して、できるだけ「普段通りのもの」を使わせてあげることが大切です。

環境省のガイドラインでは、持ち物に優先順位をつけて

以下のように記載されています。

【 優先順位 1 】動物の健康や命に係わるもの

  • 療法食、薬
  • フード、水(少なくとも5日分、できれば7日分以上)
  • キャリーバッグやケージ(猫や小動物には避難時に欠かせないアイテム)
  • 予備の首輪、リード(伸びないもの)
  • ペットシーツ
  • 排泄物の処理用具
  • トイレ用品(猫の場合は使い慣れたトイレ砂)
  • 食器

【 優先順位 2 】情報

  • 飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報
  • ペットの写真(携帯電話に画像を保存することも有効)
  • ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報

【優先順位 3 】ペット用品

  • タオル、ブラシ
  • ウェットタオルや清浄綿(目や耳の掃除など多用途に利用可能)
  • ビニール袋(排泄物の処理など多用途に利用可能)
  • お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
  • 洗濯ネットなど(猫の場合は屋外診療・保護の際に有用)
  • ガムテープやマジック(ケージの補修、段ボールを用いたハウス作り、動物情報の掲示、など多用途に使用可能)

(環境省「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」より引用)

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf

まとめ

大切な家族の一員であるペットを守れるのは、私たち飼い主だけです。

飼い主さん自身の命を守ることが最優先ではありますが、

まずはペットと一緒にいてあげること。

災害はいつ起きるかわかりません。日頃から準備や習慣を見直し、

何かあっても一緒に乗り越えていけるよう備えておきましょう。

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