地震・津波

津波は内陸のどこまで来るの?津波の距離は予測できるのか解説

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津波の警報が届いて不安…。





  • もし津波がきたら、内陸のどこまで到達するんだろう?
  • 海沿いが危険なのは想像できるけど、どこまで離れれば良いんだろう?
  • そもそも、津波の到達エリアは予測できるのだろうか?




今回は、そんな津波の「到達予測」と「避難方法」についてご紹介します。






どこまで津波が来るのか…予想できるの?





津波の到達範囲は、厳密には

【予想できません】。





一応、津波の高さと距離には相関関係があると言われておりますが

内陸部の地形、建物の量、潮の満ち引きなどによって状況は変化します。





また、河川の有無によっても津波の被害は広がっていくので

単純に計算式などでは予想がつくものではありません。





もし、津波の警報が届いたら

素人考えで到達エリアを判断するのではなく、とにかく身の安全を考え

避難することを優先した方が良いでしょう。





MEMO

各市町村では、それぞれのエリアの「ハザードマップ」が

発表・掲載されていることがほとんどです。

「津波のハザードマップ」があれば、それを参考にするのも良いでしょう。





東日本大震災の津波





2011年の東日本大震災では、「最大40メートル」もの高さの津波が到達したと記録されています。





数字だけ聞かされてもイメージがつきにくいかもしれませんが、

40メートルというと、マンションの13階ほどの高さに相当します。





一般的な戸建てやアパートなどの住宅地であれば、

すっぽり飲み込まれてしまうほどのものすごい高さの津波でした。





また、津波の到達する速さは「秒速8メートル」=「時速30キロメートル」だったとの発表もあり、

これはロードバイクの平均速度と同じくらいの速さに相当します。





これでは、津波が目視で確認できるほど近くに来てから避難を開始するのでは

遅すぎるということが分かります。





内陸部への到達にはそれぞれ差があったようで、

8キロメートル近くまで到達したエリアもあれば、3キロメートル程

留まったエリアもありました。





しかしこれらは、震災前に作成された津波ハザードマップの想定をはるかに上回る被害状況であり、

「このエリアにも津波が来る」などは実際に津波が来て初めて分かったことでした。





このような過去の災害からも分かるように

津波の到達距離は単純に予想や予測が出来るものではないようです。





(参考)

https://www.oyo.co.jp/bousai-gensai/005.html

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0401Y_U2A200C1CR8000/





「水平避難」と「垂直避難」





津波の高さからは、内陸部にどこまで津波が来るのか

距離は予想できないことが分かりました。





避難をする際は、出来るだけ早く【遠くに】逃げる「水平避難」が大切です。





ですが、時と場合によっては、間に合わないかもしれません。





津波のように到達速度が速い災害の場合であれば、人間の足だけでは

追いつかれてしまう可能性も当然ありますし、





避難経路が大混雑していて、人や車でいっぱいで上手く移動できない…と

いったケースも考えられます。





そういった場合に備えて、【高いところへ】移動する「垂直避難」

意識した避難場所も探しておきましょう。





(参考)

https://fastalert.jp/column/disaster-prevention/vertical-evacuation





まとめ





【津波の高さ≠津波の距離】

津波の高さと津波の距離は、必ずしも相関関係ではないことが分かりました。





津波の警報が出たら、まずは【遠くの】安全な場所を目指し

ケースに合わせて、【高さのある】建物への避難も考えましょう。





遠くの安全な場所へ向かう途中に被災してしまっては元も子もありません。

指定された避難場所にはこだわらずに、津波から避難できると良いですね。


   
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